伊勢原市消防本部のご指導により救急救命講座が実施されました。
救急救命講座は、主に登山ガイド時に想定される事故への対応が必要であると思われ、今回三角巾を使用した応急処置方法について、ご指導を受けました。
1、三角巾による包帯
三角巾はきずの大きさにに応じて使用でき、広範囲のきずや関節を包帯するのに適しているうえ、手や腕をつるすのにも適しています。
2、三角巾の作り方(薬局でも市販されています)
3、たたみ三角巾の作り方の基本
状況に応じて四枚折り、八枚折り、結び方 の基本を覚える。
登山で三角巾を使用する場合、衛生上から土につかないように空中で折りたためるようにする。
4、三角巾の使用法
(1)額
(2)耳(頬や顎)
(3)頭
(4)腕のつり方
手は肘より少し高くし指先を少し出し、血行の状況もチェック。
骨折があることを前提に、添え木なども。
骨折していない場合の包帯(三角巾)の巻き方。
(5)膝
(6)足首捻挫の固定包帯
※場合によっては、三角巾を2枚使用し、対応することもできる。
5、注意しなければならないのが出血。他人の血にふれることは、感染症の危険があるため絶対にふれないこと。薄いビニールの手袋(看護婦さんが使用するものが)があるとやりやすいです。ない場合は、コンビニなどの袋を、手袋替わりにして使用するのも有効。
三角巾で包帯等をする前に、傷口を真水で洗う事(他人の方が飲んだ水は極力さけ、怪我をした本人が飲んだ水で洗い流すほうがいい(開栓前の水が理想)。
ペットボトル蓋の先に小さい穴をあけたものを使用すると、水圧できれいに流すことができます。
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