曽我兄弟ゆかりの里と梅林めぐりウォーク記録

2月16日(木)仇討ちで有名な曽我兄弟ゆかりの曽我地区の丘陵地帯の散策と咲き始めた梅林を愛でるウォークを行いました。

当日は快晴で風も無く絶好のウォーク日和となり、41人のご参加がありました。

伊勢原の向上高校の発祥の寺でもある瑞雲寺からの眺めです。

雪をかぶった相模湾から箱根連山と本堂の背後の富士山のパノラマの絶景が見られました。

参道をショートカットした急な坂を登った後に曽我地区の総鎮守の宗我神社に到着し、参詣と休憩です。拝殿に大きな鏡が有り、参拝する自分の姿が映り神様に見透かされている様な気がします。樹齢数百年の何本もの欅の大木に囲まれた由緒あり気な神社です。

曽我の里のメインでもある城前寺の裏にある曽我兄弟と母の満江御前と継父の曽我祐信の墓所です。左の扉の千鳥と蝶は兄弟を表し、右の木瓜紋は曽我家の家紋とのこと。この墓所は曽我物を正月の代表的な演目とする歌舞伎の俳優組合の支援で整備されたもので、記念碑がこの傍に有ります。

太宰治の「斜陽」のモデルとなった雄山荘跡を通り旧大山道(六本松通)に入ると、道路沿い二宮尊徳遺髪塚があります。そろそろお腹もすいてきたかもしれません。

単なる(といっては失礼ですが)別所地区の公民館ですが、ここが曽我兄弟物語で有名な「小袖乞い」の舞台ともなった満江御前の屋敷跡との事です。昔の東映映画の「曽我兄弟 富士の夜襲」を見ると東千代介と中村錦之助の兄弟のこの場面の熱演が見られます。(興味ある方は曽我兄弟 富士の夜襲」でネット検索すれば31日間無料(解約を忘れないで!)の動画配信サイトで今なら見る事が出来ます →こちらから

満江御前の墓をお参りして、別所梅林に到着です。梅の花を見ながらの昼食タイムです。

天気が良いと場所によっては逆光を避けると梅の影が映り込んでしまいます。良い天気に免じてご容赦下さい。

駅への帰り道は迷子になりそうなので3班連なって歩きました。帰り道の梅林の方が花が満開でした。

という事で、無事に曽我のウォークを楽しむ事が出来たと思います。

いせはら観光ボランティアガイド&ウォーク協会

伊勢原市を拠点とする観光活動を推進するボランティアガイドです。 伊勢原市周辺の観光案内や観光ガイド、ウォーキングなどを開催。