1月30日(火)、1月も終わりに近くなりましたが天気予報では3月並みの暖かい日に恵まれ、恒例の吾妻山へのウォークを行いました。今年は湘南軽便鉄道跡のルートを辿っての吾妻山へのコースでのトライです。
天気も良く軽便鉄道を歩く新たなコース設定もあり多くのご参加を頂き、総勢80名以上となり3班は30人以上の記録的?大編成となりました。(吾妻山ウォークは去年が38名、一昨年が30名でした)
秦野駅からのバスも9時5分発には乗り切れず、3班の後発隊は9時17分発のバスに乗り井の口小学校前で下車し、ウォークの開始です。
バス停から少し歩き「厳島湿生公園」に着きました。
木橋のフォルムが印象的な池で、真ん中に「厳島神社」があります。
安芸の本家と同様に神仏分離で弁天様の本地の神様に稲荷神を一緒に祀った神社の様です。
湧水からの池なので透明度も高く、のんびり出来そうなおすすめスポットです。
マガモものんびり泳いでいました。コガモもいました。どちらも冬しか見られません。
初夏にはホタルも見られるそうです。
伊勢原にも池のあるこういった公園が有れば良いのですが・・・
湿生公園を過ぎて「米倉寺」に着きました。
武田信玄の元家臣で家康に仕えた米倉氏の子孫の種継が両親の菩提寺として創建した曹洞宗の立派お寺です。住職の話では米倉一族の菩提寺は秦野の堀山下の蔵林寺で、そこの末寺との事でした。
本堂の中を住職に説明して頂きました。本尊は釈迦牟尼仏で御簾の奥に置かれて直接見れません。左右の龍は左甚五郎の作と言われるものです。
昔話で川に水を飲みに行く途中で畑を荒らしたので村人に釘付け分断された龍だとの事です。この龍は柱にどうやって巻き付いているかというと胴体が分かれていて柱に取り付けたあと繫げているという説明でした。普通の龍と違ってユニークな表情です。
軽便鉄道跡の長閑な風景の道路を長~い列で歩きます。
今となっては珍しい半鐘付きの火の見やぐらです。
日本昔話に出てきそうな風景です。
一色防災コミュニティセンターで休憩です。
いよいよ中里口からの吾妻山への登りです。沿道の白梅もかなり咲いていました。
途中の東で休憩です。かなり汗をかいている人も水分補給です。
頂上に着きました!
富士山も菜の花もちゃんと出迎えてくれました。
菜の花と富士山と相模湾を眺めながらの昼食を楽しんだ後の各班毎の集合写真です。富士山は霞んで来たので菜の花バックのアングルにしました。
同じアングルにすると3班は横長になっています。
写真の後は少し下って吾妻神社の参拝です。
河津桜も咲き始めていました。2月15日の松田山ウォークの時は河津桜が満開になっている事を祈ってます。
浅間神社を参拝した後、見晴台から相模湾や二宮、大磯方面の絶景を楽しみました。
長い階段を下って、二宮駅近くの直売所脇で無事解散となりました。
寒中とは思えない暖かな天気に恵まれ、長閑な軽便鉄道の道を歩き、吾妻山の絶景を楽しみ、一足早い春の訪れを十分に感じる事が出来たウォークでした。
0コメント