令和も早、7年となりました。
今年も観ボラウォークは1月8日の初薬師で始まります。
平日の寒い朝ですが、多くの参加を頂きました。
伊勢原駅北口9時50分発のバスに乗り終点日向薬師バス停で降りた後、日向神社境内をお借りして準備体操です。今年の肩の回りの調子はどうでしょうか。
日向薬師の境内は混雑しそうなので、日向神社での集合写真です。
今日のウォークの責任者の観ボラ役員からの説明です。この神社の氏子代表でもあるので地元ならではの興味ある話が聞けました。
日向神社はかっては白髯神社と呼ばれていて鳥居の扁額にその名が残っています。
髯の漢字は3種類程あり、祭神の高魔王若光の伝来の姿からどの字が正しいか?なんて話もあります。
神社の向拝の両側に獅子の彫刻の柱が立っています、頭の高さ程の低い位置にあるのが珍しいのですが元の柱の一部を残したものかもしれません。木彫りの毬は中に玉が入っているもので「籠彫り」と呼ばれる手法だそうですが、残念ながら壊れていて中の球を針金で支えています。
頼朝も通ったと云われる日向神社脇の旧参道を通って、頼朝が白装束に着替えた衣裳場(いしば)から階段を上がって仁王門で一休みです。
仁王門を過ぎると自然の凝灰岩の岩盤を利用した坂道となります。
頼朝の隋兵がこの石に兜をおいて休憩したとの「甲石」のいわれを説明しています。
参道の左側で白い実を付けているのは「イズセンリョウ」で、熱海の伊豆山神社に多く見られる事からこの名がついたとも言われています。伊豆山神社は頼朝と政子が逢瀬を重ねたといわれる場所で、後年政子がこの参道を二度も訪れたという事からもなにかしらの所縁も感じます。
日向薬師の本殿をお参りし、境内の案内、宝殿見学が終わり、11時半から始まる初粥を待ちます。平日なので昨年の土曜日よりは少なめですがそれなりの行列でした。
皆さん思い思いの場所でお粥を頂いています。餅入りのお粥はタクワンの塩味が効いて身も心も温まります。これで今年も元気に過ごせる実感が湧いてきます。
2杯目の人も並んでいます。3杯目の人はいないとは思いますが・・・
薬師様のご利益で今年も無事に楽しくウォークを楽しんで頂けることと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
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