気温がぐっと下がり、肌寒い朝、小田急線の富水駅に集合です。
一足早い春を感じるシリーズ、今回の目的地は小田原の梅園を訪れるツアーとなります。
まずは、恒例の体操からスタートです。
体操の後は本日の行程の説明を行い、仙了川沿いを歩き始めます。
川の水のきれいなことで有名な仙了川には、渡り鳥のヒドリ鴨のご一行が優雅に過ごしておりました。
額から頭頂にクリーム色の線が入っているのが雄になります。ユニークでかわいいですね。
仙了川を渡り、伊豆箱根鉄道大雄線の無人駅、飯田岡駅の横を通りすぎます。交通量のある1本道なので1列になってもくもくと歩くとほどなく、県立おだわら諏訪の原公園の入り口(楠坂口)に到着です。
さて、いよいよ、この広大な公園の緩やかな坂道を登っていきます。
途中、振り返ると丹沢の山並みと伊勢原のシンボル【大山】がくっきりと見え雲一つない澄み渡った空と雄大な景色に圧倒されました。
目の前には巨大なローラ滑り台(なんと、全長169m)
が現れました。残念ながら、休止中ですべることはできませんでしたが、ここから見る景色はきっと抜群だと思われます。
ここからは空中散歩と呼ばれてる九十九折りに続くスロープデッキ(歩道)を歩きます。途中の展望台では大迫力のパノラマを堪能しました。写真の一番右に見えるのが大山ですね。
スロープデッキが終わると展望広場に到着です。実はこの公園内には神社があるのです。さっそく諏訪神社で参拝します。水仙の花に囲まれたこじんまりとかわいい神社です。
神社参拝の後は班ごとに集合写真を撮影しました。背景には丹沢の山並みともちろん大山もくっきり見えますね
休憩を挟み、いよいよ小田原フラワーガーデンへ向かいます。
梅園に到着です。ちょうど梅まつりの真っ最中。見頃を迎えた白、紅、ピンクの梅の花の間を歩くと参加者の皆様からも「かわいい」「きれい」といった歓声があがりました。こちらの梅園300種500本の梅があるそうで関東でも最多級の品種数を誇る色鮮やかな梅園でした。いつまでも見ていられそうですが、ここで昼食休憩です。
施設にはトロピカルドーム温室があり、熱帯の植物が観賞できます、ぜひ見て下さいという役員からもおすすめしました。早めの昼食を済ませ、梅を見る人、トロピカルドームへ行く人と思い思い過ごしました。
なんと、こちらのトロピカルドーム有料なのですが、65歳以上は身分証明書の提示で無料でした。
券売機に並んでいた観ボラ役員の方も購入直前で気づき、お得に見学できました。
翡翠色の美しいヒスイカズラにはまだ1ヶ月ほど、早くてみることができませんでしたが、熱帯ならではの珍しい植物や咲き誇るブーゲンビリアには目を奪われました。、そして、なんと言っても温室内なので暖かく快適でした。
休憩後はいよいよ、最後の目的地の総世寺(そうせいじ)へ向かいます。
大森信濃守頼明の子と云われる最乗寺十世安叟宗楞(あんそうそうりょう)禅師により創設されました。本堂に入り、ご住職からお寺の歴史について、今回特別にお話しをお伺いすることができました。
本堂に置かれている撞鐘は、時の関白・豊臣秀吉が、天正18年(1590年)小田原征伐に乗り出した「小田原攻め」の際、秀吉の甥である羽柴中納言秀次が総世寺に陣を張り、寄贈したものとのことでした。「イザ出陣」の際にはこの鐘を鳴らしたのでしょうか?
本堂を後にし、総門のそばの樹齢250年のカヤの木を鑑賞しウォークは解散となりました。
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