4月26日(土)長い歴史を持つ相模国三ノ宮、比々多神社春季節例大祭の神幸祭を見学しました。
例大祭の神輿行列を見学するため、14時35分、伊勢原駅北口発のバスに乗車。
バスは、ウォーク参加者で一杯になりました。
神戸(ごうど)バス停で下車、和菓子屋さんの横で、観ボラ役員から、神幸祭(神輿御渡り)について説明がありました。神戸の行在所(あんざいしょ)から比々多神社に帰る神輿行列、加藤清正などのからくり人形をのせた3基の山車の巡行を楽しみます。
行在所で発輿祭(はつよさい)が始まりました。この神事の後、行列と神輿は神社への帰路を練り歩きます。
神輿行列がスタートしました。私たちは、参道の両脇に並んで見学しました。
行列の先導役の天狗様(天孫降臨の猿田彦)です。赤の鼻高面に鳥兜、錦地の水干着用し高下駄を履き、右手には槍を持っています。
氏子4人で担ぐ大榊です。この榊を手に入れると無病息災・五穀豊穣になると言われています。私も、榊を頂戴しました。
迫力ある勇壮な御神輿です。ここでは台車にのせて移動していました。
比々多神社の御神輿は「あばれみこし」とも言われています。参道狭しと、右へ左へ大きく揺られ、民家の垣根にぶつかりそうでした。
我々も、行列と一緒に移動しました。
東名高速のガードをくぐった先で、三ノ宮、栗原、神戸の3地区のからくり人形山車が待っていました。山車の巡行は、ここから神社境内まで行われます。高さは約7.6m。からくり人形は一本の紐を引っ張って右手を動かすようです。
第1班の集合写真です。今回は、祭り見物で雑踏の中を歩くので少人数の班編成です。
第2班の皆さんです。
第3班の皆さんです。
観ボラの英語ガイド養成講座の修了生とそのお仲間です。
神輿行列が、からくり人形山車の待ち構える参道に到着です。
神輿行列は化粧塚を目指して進みます。
化粧塚です。行列はこの塚を登って通過します。昔は神官が装束を旅姿に変え、神輿に化粧を施したのが由来と言われています。帰路も同様にこの塚を渡ります。
行列が化粧塚を登り切りました。
神社の駐車場から見たから、3基のからくり人形山車です。
境内は多くの露店で混雑していたので、今日のウォークは、拝殿横の神輿殿の前で解散しました。これから、境内では、神社還御(かんぎょ)、鎮座祭、ちまき行事が行われますが、各人で楽しんでいただきました。
神輿行列が神社に帰ってきました。
神輿は傾けて鳥居をくぐりました。
神輿が境内に戻ってきました。
鳥居をくぐって神社に戻った神輿を拝殿に安置され(神社還御)、御神体を神輿から社殿へ戻す神事(鎮座祭)が行われます。
からくり人形山車も境内に到着しました。鳥居はくぐれないので、脇の社務所側から境内に入ってきました。
3地区のからくり人形山車が境内に勢ぞろいしました。三ノ宮の人形は、朝鮮での虎退治で名高い加藤清正、栗原地区の人形は、一の谷の戦いで平義盛(清盛の甥)を討った武将・熊谷次郎直実、神戸地区の人形は、仙台藩のお家騒動「伽羅奈(めいぼく)先代萩」の荒獅子男之助です。清正は槍、直実は扇、男之助は鉄扇を、それぞれ右手に持っています。3基揃った山車は一見の価値があります。
いよいよちまき行事です。総代からちまき入りの俵が各地区青年代表に渡されます。
青年代表が、受け取ったちまき入りの俵を頭上に持ち上げました。そのまま元の位置に戻るようです。
ちまき撒きが始まりました。ちまきをキャッチしようとする皆さんの手です。ちまきとシャッターチャンスを狙った結果、この写真です。幸いにも、私も一つキャッチできました。
ちまき行事が終了し、山車の前で、青年代表の胴上げです。
鎮座祭が終わり、神輿が拝殿から出てきました。
拝殿から出てきた神輿が境内を練り歩き、本日の神事は終了です。
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