New!日向の彼岸花と石雲寺を訪ねるウォークの記録

今年も恒例の日向の彼岸花のウォークですが、今回は更に日向の奥の古刹も訪ねるコースとなりました。

早朝には雨も降っていましたが、ウォークの集合時間頃には曇りで涼しいという絶好の彼岸花日和となりました。


40名のご参加を頂き、案内の役員を含めて1時間に1本しかないバスに無理やり全員乗車をさせて頂きました。乗り切れない場合は3班目はコースの順番変更で対応しようとしていましたが、神奈中バスの運転手さん、一般の乗車客の方、及びご参加の皆様のご協力により、何とか日向薬師の手前の高橋バス停で下車し、準備体操と今日のコース説明を行いました。

それでは3班構成でウォークの開始です、道路端にも彼岸花が並んで咲いていてテンションが上がります。正面には大山も見えています。

日向川に架かる十二神将橋を渡り、日向薬師バス停でトイレ休憩した後、日向神社に行きました。日向地区の鎮守様でもあり日向薬師の開山にも深い関わりを持つ神社です。

地元在住のY役員による熱のこもった説明です。

開花のピークは少し過ぎた様ですが、日向地区の彼岸花を楽しめたのでは思います。

昨年は9月25日にウォーク開催で、開花には少し早すぎましたが、今年はまずまずのタイミングだったと思います。


彼岸花を堪能した後は次の目的地の浄発願寺のシンボルの三重塔前で班毎に集合写真を撮らせて頂きました。


浄発願寺の本堂に上がらせて頂き、話し好きでユーモアの有る住職のお話で浄発願寺の由来等を聞く事が出来、近寄りがたい思われるお寺が身近なものに感じられるひと時でした。

次は大友皇子の墓所と云われる場所に着きました。鎌倉時代に建てられたといわれる五重塔は管理の点から石雲寺に移設され、現在ではレプリカが設置されています。墓所はこの奥に在るのですが、下見の時にヤマビルの攻撃?に逢った為に入り口での説明となりました。

杉林の坂道を登って行き、本日最後の目的地で、壬申の乱でこの地に逃げ延びて亡くなった大友皇子を祀ると云われる石雲寺に到着です。

大友皇子の墓と伝わる本来の五重塔は管理の点からこちらの境内に移設されています。

こちらの住職様からも含蓄のある興味深い多くのお話を傾聴する事が出来、古くからの歴史ある古刹の片鱗に触れる事が出来た様な気がしました。


石雲寺の本堂で昼食休憩もさせて頂いた後、12時40分頃に日向薬師バス停に向かって帰りの出発です。

涼しい杉林の間からの吹く風を感じながら坂道を下ります。

道端の崖にもヒガンバナが頑張ってます。

日向の彼岸花は人工的に植えたという感じが無く、田園風景と自然に溶け合っている群生地という事が魅力だと思います。

これからはウォークで秋の訪れを楽しみたいと思います。

いせはら観光ボランティアガイド&ウォーク協会

伊勢原市を拠点とする観光活動を推進するボランティアガイドです。 伊勢原市周辺の観光案内や観光ガイド、ウォーキングなどを開催。