当初の予定は、鎌倉天園ウォークの計画でしたが、台風15号による倒木等で通行止め
で、コース変更を変更し永福寺跡と覚園寺の散策に変更。
鎌倉駅時計台広場前、朝早くから大勢の人に集まっていただきました。
出発準備も整い、先ずは鎌倉宮に向かいますが、車道を避けるため鶴岡八幡宮の境内を通ります。
鶴岡八幡宮は、定番の観光名所のため今回は素通り。
通路の中央には、流鏑馬のコースの準備中
鎌倉宮で、本日のコースの説明と、体操を行います。
既に30分程歩いており、今更体操が必要?とも思われますが、規則により必ず行います。
今回は、適当な場所がなかったため、鎌倉宮で行うことにしました。
鎌倉宮には申し訳ありませんが、ここに立ち寄り素通りするわけにはいきません。
先ずはウォーキングの安全を祈願するため鎌倉宮に参拝に向かいます。
予定では、鎌倉宮の案内予定はなかったのですが、やはり歴史好きのガイドにとっては、案内をせずにはいかなかったようです。
午前中は永福寺(ようふくじ) 二階堂の建物があったあと付近。
そのスケールに驚かされます。
もし永福寺が現存したら、湘南工科大学によって作成された永福寺の復元図です。
池の橋の正面の大きな建物が二階堂、それを挟んで薬師堂と阿弥陀堂が並び更に、両サイドに南釣殿、北釣殿殿が左右対称に並びます。
源頼朝が、東北攻めの際に見た平泉を参考に建立したと言われています。
ここは戦場のはならず、その後自然に衰退したものと思われます。
現存したら、すごい鎌倉の名所になっていたことでしょう。ここでも、のちの将軍の実朝と同様に暗殺の計画が企てられていたという話も。
《ここで鎌倉宮の休憩所に戻り昼食》
午後は、覚園寺へ向かいます。
覚園寺の山門
覚園寺の拝観は、自由に拝観をすることは出来ません。
境内の案内は僧侶による案内になります。時間がくるまでしばしの休憩。
<<ここから先は、境内の写真を撮ることは禁止>>
覚園寺のHPページはこちらから
覚園寺の画像は一般に公開されていません。
これまで鎌倉には何十回と訪れていますが、ここは初めて・・。
そういう厳しい管理がされているためか、すばらしいところでした。寺・仏像・庭園、めづらしい樹木があったり。拝観料500円は決して高いものではありません。
巨大な洞窟に、13体の仏像が彫られた岩屋もがありましたが、真っ暗闇の中に蝋燭の灯りに浮かぶ仏像が幻想的でした。
景色も撮ってはいけないので、なんとお伝えしたらいいかわかりませんが、境内はモミジ木で埋め尽くされています。写真がとれたらいいんだけどね~。出来れば人には紹介したくない秘密の場所ですが見どころ満載!
その境内の雰囲気から察するところ、紅葉の季節の訪問がよさそうに思います。
また、境内には多くのアジサイも咲くそうです。
なお、覚園寺の不動尊は、大山寺の不動尊を作る際の試作(原型)だったと言われています。
どちらも、鉄造ですが大山寺の方が大きいようです。
永福寺・覚園寺 いいものを見せていただきました。 また、紅葉の季節に個人的に行ってみたいと思います。
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