国府祭ウォーク記録

5月5日の五月晴のなか、コロナで中止されていて4年ぶりに行われる国府祭の見学ウォークを行いました。

大磯駅に9時集合し、バスに乗り大磯プリンスホテル入口で下車し、東海道の雰囲気を残す国道1号を歩き祭りの会場に向かいます。

「見合いの松」での説明です。

総社の六社神社から御神体(御霊代)のの行列がここで宮合いの式を行なう場所との事です。

既に番場公園(親逢場‐おおやば)の道路は屋台と人で大混雑です。ここを抜けて神揃山の三ノ宮の神輿の上り口まで歩きます。山への入口は各神社によって分けられています。

神揃山北側の三之宮の神輿の入口階段で各班毎に集合写真を撮らせて頂きました。今回は階段だったので縦長アングルとしてみました。

3班の時に丁度神輿が到着したので、神様優先で神輿の行列が階段を登り終えるのを待って頂きました。

坂を登りきった所の化粧塚でです。ここで旅の疲れを癒し、これからの祭りの支度を整えるというところでしょうか。

威勢の良い掛声と共に神輿はテントの行在所に鎮座されます。ここからの「あばれ神輿」のパフォーマンスがあったと思いますが残念ながら見えませんでした。

三ノ宮による餅(粽)投げも行われました。(写真は借り物です・・)

力石と使用後の俵です。

座問答が始まりました。今年から仲裁役の三ノ宮の宮司さんは交代の様です。

残念ながら前に遮られ肝心の場面はNGでした。良いショットが取れるまで「いずれ明年まで・・」となるかもしれません。

神揃山を後にして親逢場の馬場公園迄戻りました。ここで自由行動とし2時に再集合する人と帰る(or 別行動)人に分かれました。

昼食後暫くして、見合いの松の所で六社神社の宮合いの儀式が行われました。馬に乗った国司(大磯町長)と宮司さんはここで下馬です。鎮座しているのはご神体である御霊代(みたましろ)の様です。

座問答が終わった後に総社に報告に出向いた五社の「七度半(ななたびはん)」の方々も行列に加わっています。

六社神社の神輿がタンス取っ手の拍子と甚句と共に入場。

総社の行在所の前では巫女舞です。

舟方の舞台で各社を歓迎する鷺の舞、龍の舞、獅子の舞が行われます。

本日の見学は此処まで見て帰宅となりました。この後は神揃山から5社の神輿が親逢場に入場し、六社の対面儀式等が行われる事となります。

長い歴史を経た各神社と総社が対面するという他に余り例を見ない大祭で、各儀式の持つ意味と式次第を把握しておくとより楽しみが増すと思います。でも、充分にこの祭りを理解するには「いずれ明年まで・・」と長く掛かりそうです。

いせはら観光ボランティアガイド&ウォーク協会

伊勢原市を拠点とする観光活動を推進するボランティアガイドです。 伊勢原市周辺の観光案内や観光ガイド、ウォーキングなどを開催。