5月15日(水)、新緑に包まれた宮ケ瀬ダムとあいかわ公園へのウォークを行いました。
本厚木駅北口で集合です。観ボラニュース等でお得な「宮ケ瀬ダムハイキングパス」を購入されていた方も多く見られました。でも厚木市在住の方の「かなちゃん手形」にはかないません・・・。
3班構成となりバスに乗り切れない事を予測した2つの系統を時間差を使った企画責任者のアイディアで石小屋ダムに時間差も少なく到着できました。1班と2班が半原バス停から石小屋ダムを目指して中津川の清流を見ながら歩いています。
後発バスの3班はこの先の愛川大橋バス停で降りてダムに向かいます。
坂を登って行くと石小屋ダムの橋が見えて来ました。
石小屋ダムは正式名が宮ケ瀬副ダムで、宮ケ瀬ダムの補助ダムとして同時に建設されたとの事。岩や石垣の自然を表現したデザイン(人工物)になっています。この辺はダムが出来る前から石小屋渓谷とか呼ばれていました。
ダムの下流の右岸のどこかに横須賀水道の取水口址が有るはずですが川に下りでもしないと見る事はできそうもありません。
橋の欄干にイソヒヨドリの♂がいました。去年もいたので岩場風の場所が気に入って居付いている様です。本来は磯の岸壁の鳥だったのに今や内陸部でもあちこちで見かけられます。
いよいよ宮ケ瀬ダムが目の前に見えて来ました。いつ見ても(数度しか見てませんが・・)その大きさに圧倒されます。平成12年(2000年)に完成された関東でも屈指の156mの高さの重力式ダム(コンクリートの自重で水圧に耐えるダム)との事です。
愛ちゃん号も到着です。
観光放水が始まる前に急いで集合写真を撮りました。ダムが大きいので吐き出し口を入れるのが精一杯です。
11時になりお待ちかねの放水が始まりました。涙を流している人に見えたのは私だけでしょうか・・・
実際の音との迫力を表現するテクニックを持っていませんので、取り合えずスローシャッター気味で撮ってみました。
水だけ撮ってる場合ではないと気が付き、撮らせて頂きました。
放水も終わり、涼しいトンネルに入ってエレベータでダムの上部に向かいます。放水直後なのでかなりの混雑です。
頂上?のダム橋に登り正面に見える水とエネルギー館に向かいます。高い所に登ると下をのぞき込んでしまうのは本能です。
ダムや周辺の自然の勉強です。学びの気持ちはいつまで経っても重要です。
1Fレストランのメニューです。左上が「ダム放流カレー」で四角い御飯がダムで旗の付いたウインナが刺さっていて、抜くとカレーが流れ込む仕掛けの様です。
企画役員さんのはからいで用意したダムカードを配っています。
ダム湖側の風景です。神奈川県の最高峰の蛭ヶ岳(1673m)が正面に見えます。
左の山は丹沢山手前の三峰でしょうか。
ダムの下流側の風景です。石小屋ダムも小さく見えます。遠くにはランドマークタワー等を見る事ができます。左の緑地が昼食場所の「風の丘」です。
ダムから下ってその「風の丘」で昼食です。新緑の中の楽しいお弁当タイムはまさに”The ピクニック”です。
昼食後はあいかわ町郷土博物館の見学です。愛川町の自然や歴史の貴重な品々が陳列されています。ダム建設のお蔭とはいえ立派な博物館で、愛川町民でしたら郷土を見直すのではないでしょうかとも思いました。
最後はパークセンターで最後の休憩。アイスなんかをデザート代わりに食べている人も。
帰りは半原バス停迄歩いて解散としました。
天気も良く暑くも感じましたが湿気が少ないので木陰に入ると生き返ります。
新緑の中で「大人の遠足」を楽しめた一日だったと思います。
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