前日の天気は快晴でしたが、登山予定の24日は微妙な天気で、日中は曇りで午後遅くなるほど雨になる確率が高くなるとの予報でした。
今回の大山登山は、安全確保のため事前予約制で実施されました。
大山阿夫利神社の下社まではケーブルを使用し、阿夫利神社の登拝門からの登山。
先ずは、阿夫利神社で出発前の準備体操と注意事項の確認。
大山阿夫利神社横にある登拝門をくぐると、いよいよ大山登山に入ります。
最初に待ちうけるのがこの急階段。
画像で見るよりきつい登りです。石段の途中に二丁目があり、登りきった平坦な場所が三丁目。
二十八丁目が頂上になりますが、距離は一定の間隔ではないようです。
前半は石段のような登山道が続きます。
さすが、1,200数十年の歴史がある登山道です。
大きな木が目立つようになりました。
しばらく本坂を登ると、少し霧が出始めました。
徐々に霧が濃くなってきました。斜面から吹き上げる風に霧が混じり、涼しくいい風でした。
※以降、霞みがかった画像は、霧の影響です。
天狗の鼻突き岩付近。登山道は大きな岩がゴロゴロ。3,000メートル級の山のよう。
十五丁目 天狗が鼻で突いてできたと言われています。
十四丁目 付近では玉ねぎ岩、ボタン岩などとよばれている岩模様が見られます。凝灰岩で大山山塊に多いようです。
日向薬師参道、弘法山などでも見ることができます。
また濃い霧に覆われてきました。
霧から抜けると休憩場。長時間の休憩は体が冷えるので、休憩時間もそこそこに動き出します。
十六丁目で、かごや道と合流します。(現在かごや道は通行止め)
また霧が濃くなりました。
こうなるとストックより、軍手で岩につかまったほうがよさそう。
二十丁目の富士見台。数日前に富士が初冠雪したようです。見えなくて残念!
富士の眺望のいいところです。
ここはヤビツ峠(丹沢)からの登山道との合流地点で、これからしばらく四つん這いになって登る。
二十五丁目付近です。
尚、次の二六丁目は来迎谷とされています。東側の谷に向かっているため、ご来光を迎える事からからその名がついたのかも・・。
頂上に近づくと、徐々に濃霧で先が見えなくなりましたが、道に迷うようなところではありません。
まもなく最後の鳥居の辺りですが、鳥居は霧で見えません。
大山阿夫利神社の鳥居は藤沢から始まる十一の鳥居がありましたが、現存するのは6基のみで、頂上にあるのが十一番目の鳥居になります。
まもなく二十八丁目、前方の石段を登ると頂上です。
頂上の阿夫利神社本社。
「ご神体は秘して開帳せず」宮司以外は誰にも伺い知ることは出来ないそうです。
もしかしたら日向にある石雲寺に行けばその謎が?
雨降の木 神がやどりそうな・・。
霧が濃くどうしても顔が暗くなり見えません。標高は1,252メートルです。
念のため、奥の院の前でもう一枚。顔は明るくなりましたが、やはり霧が濃くて駄目ですね。
苦労して登った大山の登山記念ですが、申し訳ありません。
昼食もそこそこに、下山を開始。晴れると空中遊泳しているかのような場所。
雷ノ峰尾根を下り、見晴台で最後の休憩。あと30分でゴールできそうです。
ここで雨が、ポツリと・・
前回の観光ガイドで二重滝を訪れ時は、水が一滴もなく困りましたが、台風による大雨で水量もたっぷり。
この笑顔がいいですね~!
頂上では霧のためうまく撮れなかったので、最後の解散場所である大山阿夫利神社下の階段でもう1枚集合写真を撮りました。
この写真だけだと、阿夫利神社の下社に登ってきたのと思われるかもしれませんね(笑い)。
ボランティアガイド以外、全員が70代(+α)の参加者でした。
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